こんにちは、りさです。
先週からいのちのおはなしと題して
子どもたちへの性教育に関するお話をしてきました。
性教育はいのちの尊さを伝える
という話をしましたが
そもそもそういう話をする前に、というお話をしたいと思います。
目次
1、自分の認識をアップデートする
性教育、という言葉を聞いてすごく抵抗がある理由のひとつは
性教育=ポルノのイメージがついているからだと思います。
日本の学校の性教育では、限られた範囲のことしか教えられないために
巷にあふれる暴力的なポルノ動画が教科書になってしまっているからだと私は思います。
しかし、本来、性教育というのは
一人一人の生命がどれだけ尊いかということを感じる
お話だと思うのです。
そして一人一人の生命を大切にする人権教育であり、
一人一人の生命を守る健康教育でもあります。
2、伝えるタイミング
性教育ってそんな小さいときからする必要ある?
何をいつ伝えたらいいの?
という疑問がわくと思いますが
性のお話は、何の下準備もなしに、
思春期から突然始めるのはかなり難しいと思います。
ふざけて下品なことを言い始めたり、
赤ちゃんはどこからきたの?という素朴な疑問を
持ち始めたときが一番のチャンスだと思っています。
(詳しくは性教育ママのりこ先生
の講座を開催します!)
3、自己肯定感を高める
明治維新より前、
全国に男女の生殖器を象った石像が
御地蔵さんのように置かれていて
それを拝んでいた時代がありました。
自分の大事なところを触っていて
「汚いからやめなさい!」
とか怒られたりするよりは
神聖な場所だから
きれいな手で
誰にも見えないところでしてね。
などと伝えたらいいじゃないかと思います。
排泄物に関しても、
ことあるたびに
汚い、というのではなくて
自分から出てきたありがたいもの
のイメージで話すよう気をつけています。
性のお話を小さいときから
日常的に伝えていくのがなぜ大事かというと、
トラブル回避の意味の他に、
自分自身への身体や性に対して肯定的なイメージをもつことで
自己肯定感が高まるからだと思っています。
今日のお話はこれでおしまいです。
ありがとうございました。