こんにちは、りさです。
今日は男性脳の特徴を活かした男の子の子育て
というお話をしたいと思います。
目次
1、男性脳の特徴
先日も男性と女性の脳の違いについて
・左脳と右脳をつなぐ脳梁が女性の方が太いので
同時処理能力が高い
・言語野が女性の方が広いので
コミュニケーション力が高い
とお話しました。
それでは男性の脳と、その特徴はどのようなものでしょうか?
では自分の身の回りにいる男性を思い浮かべてください。
どのような特徴がありますか?
例えば、1つのことに夢中になるのが得意、とか、
勝ち負けのある遊びが大好き、いつも戦っているとか。
そんなかんじですかね。
男性の脳がどのようにできるかというと、
まず、お母さんのお腹の中にいるとき、最初は
みんな女性らしいです。
妊娠16週目くらいに
男性ホルモンアンドロゲン
というのが分泌されて
それによって男性の脳ができあがるらしいのですね。
でこのアンドロゲンをマウスに注射すると
攻撃性が活発になるそうなのです。
まさに、勝負が大好き、勝ち負けにこだわる、
常に勝負している、男の子で言えば
いつも見えない敵と戦っている、戦いごっこが好き
ということにつながるのです。
そして先ほど、女性のほうが脳梁が太く同時処理能力が高いとお話しました。
でそれは右脳と左脳の連携の話でこれについてはまた
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にお話していただく予定なのですが
簡単にいうと、男性の脳は同時処理能力は高くないが
集中力が高い、一つのことに夢中になれる、ということなのです。
生き物博士、虫博士、海の生き物博士、歴史博士、算数博士
みたいな男の子たちがいませんか?
男の子たちは一度何かに興味をもつと
どんどんと追求していける性質があります。
2、脳の発達の順序
では、男の子たちの素晴らしさをどのように伸ばして行ったらよいでしょう?
まずひとつ知っておくべきことは
脳の発達には順序があるということです。
脳については細かくいろいろありますが
今日は簡単にお話すると、
まず、
大脳辺縁系という
動物脳、恐竜脳、原始的な脳、と言われている
大脳の内側にある部分が
一番最初に育つということです。
大脳辺縁系は
寝る、起きる、食べる、身体を動かすといった
生きる上で最低限の機能を司っている部分です。
そして、次に、大脳皮質、小脳、前頭野
といった言葉、計算、知能の発達、計画、決断、行動など
人間を人間たらしめる要素を司っている部分が育っていきます。
大脳辺縁系というところは
2〜3才でほぼ8割、9才でほぼ完成すると言われています。
そして脳細胞は使わないと死んでいき、
使えば使うほどネットワークがつながって太くなる、
といわれていますから
まずは幼児期は原始的な脳を育てることが大切です。
3、乳幼児期には原始的な脳を育てよう
先ほどお話したように大脳辺縁系は
自律神経、免疫系、内分泌系といった
生きるために最低限必要な機能を司っていて
食べる、寝る、体温調節、呼吸などをコントロールしています。
まずはこの部分がしっかりと発達することが大事!
これらがしっかりと連携できることで
山を歩いていてクマが出たとか
地震や火事が起きたとか
そういったときに身をまもることができたり
家事場の馬鹿力みたいなものが出たりするとも言われています。
ですから、まず乳幼児期で大事なことは
大脳辺縁系、動物脳を育てるために
・規則正しい生活
早寝早起き!
・五感に刺激を与える
外で身体を動かしてたくさん遊ぶ!
ということです。
この分野に関しては、まだまだ詳しくお伝えしたいことがあるので
また明日に続きをお話したいと思います〜